今年のGW。VIVA LA ROCKという音楽フェスに初めて参加した。

地元にいたころの友人に誘われたのがきっかけだった。

 

憧れのバンドを目の前に僕は、叫んだり跳ねまわったりと、何だかせわしなかった。

フェスの3日間は間違いなく熱狂の中にあったと思う。音楽に全力で耳を傾けていて、それ以外のことなんてほとんど目につかなかった。

だから友人と別れるまで。遠くの地に帰ってしまうまで、何だかぼんやりとした、ずーっと胸に沈んでいた気持ちに向き合うことがなかった。

 

なんだか恥ずかしい話になる。

タイピングをしながら、まだこの思い出を文章として残そうか迷っている。

 

フェスが終わって思い出すのは、友人のことばかりだった。

轟音の中、耳元でささやきあったこと。「こっちのほうが見えるよ」なんて少しかっこつけて、特等席を譲ったこと。俺たち猫背だから、これからは背を伸ばそうねなんて言い合ったこと。

 

フェスの最後のステージ。銀杏BOYZの峯田がマイクで額を思いっきり殴っていた。よだれをまき散らしながら絶唱していた。

そんな光景と、友人を思う気持ちがオーバーラップする。

 

だから今日も銀杏BOYZを聴いていた。

夢で逢えたら…。

 

 

 

日記みたいな

楽しいとか悲しいとか、心を打つような感動はいつまでも胸をざわざわさせる。

だから時々、言葉にして、その気持ちを外に出してあげようと思い、ブログをはじめます。

 

そして、文章に残すことで形になったざわざわは、いつでもあの新鮮な気持ちを思い出させてくれるとも思っています。